導入事例

インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社 様
JAPAN JEWELLERY FAIR 2025で導入

JJFの受付の写真

環境配慮×デザイン性の高い入場証でブランディング。来場者集計は10日→即日対応になり、運営負担を減らしながら、展示会価値の向上を実現。

インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社 安川様

課題
受付対応のアナログ運用により、海外来場者対応や本人確認、来場データの集計に多くの手間と時間がかかっていた。
選んだ理由
他展示会での導入実績により信頼性が高く、プラスチック素材を使用しない紙製パスを活用することで環境配慮にもつながる点が自社方針と合致していた。
導入後の効果
受付のフローが簡略化され、来場者データの集計も即時対応が可能に。バッジデザインの自由度が高く、展示会の印象向上にも寄与。

インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社様は、世界最大級のBtoBイベント主催企業Informa Marketsの日本支社として、日本市場への参入支援や海外展開を目指す日本企業の後押しを行っています。国際展示会・商談会・セミナー・カンファレンスの企画・運営とともに、業界専門紙・専門誌・オンラインメディアによる情報発信も行い、幅広い分野のサプライヤーとバイヤーをマッチングするプラットフォームを提供しています。代表イベントのひとつ「JJF(ジャパンジュエリーフェア)」は、日本ジュエリー協会との共催によるプロ向け国際トレードショーとして、高い評価を得ています。

安川様にお話を伺いました。

アナログ受付による手間と来場者データ集計の遅延が大きな課題に

「展示会受付.com」を導入する前は、どのようなことでお困りでしたか?

当展示会(JJF)は宝飾品を扱う国際的な展示会であり、海外からの来場者も多く、受付では厳格なセキュリティ対応が求められていました。
そのため、他の展示会のように、事前登録後の登録完了メール内でA4四つ折りの入場バッジを送付する対応は、セキュリティ上の理由から実施できませんでした。
当展示会では、事前に専用の入場用QRコードをメールで送付し、来場者には当日そのQRコードを持参のうえ、受付でバッジを発行するという確認フローを徹底していました。

また、今までは受付では名刺と引き換えにバッジをお渡していたため、事前登録を済ませている来場者であっても、現場での手続きが必要となり、受付業務の負担が大きくなっていました。
さらに、来場者データの集計については、紙のバッジ台紙に名刺をホチキス留めし、展示会終了後に外部業者が手入力でデータ化するというアナログな方法を採用していたため、集計結果の納品までに10日程度かかるなど、情報活用のスピードにも課題がありました。

JJFの会場入口でプリンターから入場証(かみのぱす)が印刷されている風景

過去の実績と信頼感、「かみのぱす」の魅力で導入を決断

「展示会受付.com」の導入を決めたきっかけはなんですか?

弊社の別の案件で「展示会受付.com」を使った実績があったため、今回も安心して導入しました。以前から付き合いのある担当者の方とやり取りができ、信頼感がありました。

さらに今回、環境に配慮した入場証「かみのぱす」を導入できることも大きな魅力でした。会社としても「ゴミを減らす」「環境配慮」というテーマを掲げており、プラスチックのバッジホルダーを使わずに済む点は方針とも合致していました。
加えて、バッジのデザインを自由にカスタマイズできる点も、展示会の世界観づくりにおいて重要なポイントでした。

来場者データの即時化と受付工数削減でスタッフ負担を軽減

「展示会受付.com」を実際に使用してみてわかった良さや、導入したメリットをお聞かせください。

最も大きなメリットは、来場者データの集計作業が大幅に効率化されたことです。データ納品までに約10日かかっていた来場者データが、現在は会期中でもリアルタイムでデータをダウンロードできるようになり、集計のスピードと正確性が格段に向上しました。

また、受付のシステム化により、手作業で発生していた小さなトラブルや対応工数も減り、スタッフの負担も軽減されています。運営側にとって、業務効率の向上が実感できた導入だったと感じています。

JJFの会場入口で印刷された入場証(かみのぱす)をスタッフがターミナルスキャンしている様子

デザイン性の高い環境配慮の入場証が高評価
展示会のブランド力向上にも貢献

環境配慮型入場証『かみのぱす』を導入されて、来場者や出展者の反応はいかがでしたか?

「かみのぱす」は、見た目の印象やデザイン性の高さが来場者にも好評でした。特に今回は、花をアクセントにしたバッジデザインを採用したことで、「JJFらしい雰囲気が出ている」といったポジティブな反応を多くいただきました。

さらに、プラスチックを使用しないという点でも、社内から「環境に配慮した取り組み」として評価されています。他のチームからも「次回はうちでも使いたい」という声が挙がるなど、社内外問わず反響があり、受付の機能面だけでなく展示会の印象やブランド価値の向上にもつながる要素だと感じています。

かみのぱすの詳細はこちら

取材日:2025年8月

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